個人起業家の皆さん、起業家と異なり
サラリーマンが、意外に守られていることをご存知ですか?
少し、サラリーマンのメリットを見てみます。
①労災や傷病手当が支給される。
②育児休暇や介護休暇、有給休暇の様な給与保証がある。
③経費で、社内研修や外部研修が行われる。
④出張すれば宿泊費・旅費も会社持ち。
⑤給料とは別に、日払いの営業手当(5時間以上外出)も付く。
⑥パワハラ、マタハラ、カスハラ対策室がある。
⑦経費での定期健康診断(しかも勤務時間中に)がある。
⑧経費でのストレスチェック等のメンタルヘルスケアがある。
⑨愚痴を言い合える同期、間違いを指摘してくれる先輩がいる。
⑩厚生年金(国民年金の3〜4倍)も退職金もボーナスもあるし、
健康保険料も年金掛金も会社が半分支払ってくれる。
どうですか。
実は、サリーマンは、意外と守られているのです。
他にも、平社員だと、更に、こんなメリットもあります。
・ややこしい決断はしなくても責任は会社が負ってくれる。
・多少休もうが、給与は変わらない。
・生理休暇や忌引休暇まである。
・通勤費は、全額会社持ち。
・一日8時間仕事をすれば、給与やボーナスが貰え
残業すれば残業手当が貰える。
・休日出勤すれば代休が貰える。
こんな風に書いていくと、
社員を採用するのが嫌になるかもしれませんが、
社員は自分が動けない時も働いてくれたり、
強力な戦力になったりするので、
育成次第と言えるのではないでしょうか。
社員がやる気を出すような明快で公平な評価の開示や
声かけ、ちょっとした気遣い・・
田中角栄は、官僚の奥さんの誕生日にまで花を贈ったと
言われています。
また、今は一人事業主でも、事業が大きくなると、
社員(=サラリーマン)の存在は
いずれは個人起業家にも必要になってきます。
こういうサラリーマンのメリットを捨てて、
ご自身の「想い」の実現のために、
起業された個人起業家の方も、
休業補償や退職金や年金くらいは
欲しいのが本音ではないでしょうか。。
サラリーマンのメリットを、
ご自身で手に入れれば、
起業のデメリットは軽減できます!
つまり、
上記の①~⑩までの全てを、
ご自身で、
計画的に、
必要に応じて
身につけていけば良いのです。
具体的には、
例えば、
①であれば、休業補償の事業者保険、
②なら、保証型の生命保険など組み合わせ、
③は、自己啓発や企業経理のセミナー、研修、資格系講座への参加
④は、法人化して経費で、青春切符やジパングポイントを利用
⑤は、外出時の無駄な経費を抑える、
⑥は、ハラスメント対策マニュアルや
誓約書、録音、カメラなど
で事前対策する、、
⑦は、毎年、誕生日や起業日に人間ドックなどを受ける、
⑧は、心療内科などでストレスチェックを依頼する、
⑨は、商工会や見本市などに参加し、新しい人脈を作る、
⑩は、退職金の額を遥かに超える収入を頑張って得る
いかがですか?
こんな風にひとつずつまとめていくと
案外簡単にできそうな気がしませんか?
あくまでも、
これは、サラリーマンと同レベルの安心を得るために、
個人起業家が準備しておくと良いことの基本形です。
これ以外にも、
年齢や家族構成、
親の介護の緊急度、
事業内容、
形態など、
その人その人によって
必要なことは違ってきますので、
ご自身が必要なもの (=安心できるもの) をご準備されてください。
もし、詳しく聞きたいとか、代わりにやって欲しいとか
ありましたら、いつでもご連絡ください。
当事務所は、あなたの事業の一番の味方でありたい、
あなたの事業への想いを実現するために
ご一緒に闘いたいと考えています。
©️2023 京都太陽行政書士事務所 松宮紀代