【 経 営 理 念 】
両親の血筋とも先祖代々、筋金入りの京都育ち。真摯な京都愛は誰にも負けません。
京都の人と企業と技術を守り、京都を元気にすることが当行政書士事務所の経営理念です。
そのために2本の経営の柱を立てています。①おひとり様のご不安やお悩みの総合支援、②京都の製造業の中小企業の支援、の2つです。
【 起 業 理 由 】
親の詐欺被害の弁済、10数年に及ぶ先の見えない介護への金銭不安と将来不安と精神疲弊、その他諸々の一般的な人と違う出来事を経験する中で、様々な思わぬ支援も受け、それらの経験によって得た強さと感謝の気持ちに導かれて、今ここに至ります。
多くの人と接する中で、人は、言葉にしきれない、自分でも把握出来ない様々な「想い」を抱えている事を知りました。しかし、私の経験から、多くの士業はその法律外の「想い」を重視しません。
そこで、誰もしないなら、お仕着せの定型でなく、依頼者の「想い」を最大限活かす支援をしたいと思い、士業の中で一番コンサルタント業に近い行政書士として起業しました。
【 おひとり様支援を柱とする理由 】
介護離職により、充実していた企業人生に終止符を打ち、要介護5を一人で介護することに専念したものの、毎日夜中になると不安がって「しんどい」と言い出し、救急病院に行く日々。少しでも良かれと懸命に尽くしてもどんどん悪化する日々。ただでさえ辛い一人介護の中、感謝どころか、心ない言葉も言われました。精神的にも心底疲れ、「この首を締めれば楽になるのか」とまで思い詰めたこともありました。
今、高齢者世帯では、まさにこの一人介護を「老老介護」の状況でされています
人は、自ら経験したことしか真には理解できない生き物です。想像はできても、その時の感情まではわからないのが普通です。
介護の手を汚さない者に、本当の介護の痛みは分かりませんし、痛みを理解しない者が、介護で悩んでいる人の本当の支援者になれるとは、私には思えませんでした。
いざ介護が終わると、今度は自身を介護してくれる人さえいません。
また、おひとり様となって、入院一つをとっても身元保証や身元引受を要求される理不尽な差別のある現実も実体験し、《おひとり様に、せめて家族がいる人並みに、安心して頂きたい》と思いました。
おひとり様の身になって初めて分かることもいっぱいあります。家族がいる人とおひとり様が同じ支援で良いはずがないと私は思います。
形だけのお茶を濁したようなエンディングノートや遺言書作成という支援でなく、本当のお悩みやお困りごとをワンストップで支援して差し上げたいと言う思いから、おひとり様支援を第1の柱としました。
本当のご不安やお困り事を解決し、安心して、尊厳の保たれる環境で、残りの人生を謳歌して頂ける様に、誠心誠意ご支援させて頂きます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。 ご相談は無料です。
【 中小企業支援を柱にする理由 】
仕事で多くの企業を回るうち、西陣織関係者から、西陣織の技術承継の危機と、行政に強く承継者育成を依頼されてきたことを伺いました。西陣織は、織り子を育成すれば良いと言うものではありません。養蚕、生糸作り、金糸銀糸、意匠、織り機の製造、修理調整、織り機の部品製造・・と数多くの職人が関わってできるのが伝統技術です。
町内会や隣組の市民が建てた小学校を、統廃合と称して潰して空いた土地に外資のホテルを林立させることには熱心な行政は、西陣織の技術承継には興味も無かったのでしょう。織り機の部品を作っていた職人さんが亡くなり、正確には高度な西陣織の技術は途絶えました。
西陣関係者も3Dなどで工夫されているようですが、3Dごときに、日本人の繊細な感覚は承継できるわけもなく、苦労されているようです。
戦乱の時代も幕末の混乱期も戦中戦後の物資のない時代も乗り越えてきた数百年続く高度な伝統技術は、平和この上ない平成の時代に、事実上途絶えてさせたことに、何の痛みも感じない行政に憤りを覚えました。
これは、西陣や室町だけの問題ではありません。外資が京都企業の乗っ取りを図っている現実に防止策を講じるどころか支援金さえ出している行政を見るにつけ、京都にある航空機など先端技術の部品を作る企業も含め、全ての製造業が同じ経過を辿る危機さえ感じました。
製造業は小さな部品・パーツこそが命であり、それを蔑ろにする事は私の中ではあり得ません。そのことが分からない者が政策を作っている、その不備をなんとか微力ながらご支援したいと思いました。
加えて、国は、日本経済を牽引する産業を育成するのに必要な基礎研究や新規技術開発への予算を縮小する一方で、技術大国と言われた日本にも翳りが見えています。
行政がしないなら、地元京都の会社が長年地道に苦労して産み出した技術を守るために、製造業を支援したい、これが製造業の中小企業支援を第2の柱とした理由です。
当然、私が中小企業を守る術を全て知っているわけではありませんし、製造業の全ての業界知識に精通しているわけではありません。
しかし、そこは事業主の方が既にご存知のはずです。
大事なのは、どこにコストをかけるべきなのか、分配がおかしかったり、自社のポテンシャルに気がついておられないなど、多くの企業は似たような課題を抱えておられると言う点です。
それを、お話しやお悩みを丁寧に傾聴し、質問を繰り返して自問自答して頂く中で、隠れた課題を明確化・顕在化させて頂き、本当の解決に向けて、ご一緒に伴走しつつ、納得して頂けるご支援をさせて頂きます。
必要な場合には、当事務所がハブとなって、様々な士業や行政、企業、研究機関と連携して、中小企業、とりわけ製造業をご支援させて頂きます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。 ご相談は無料です。
【 事務所の命名理由 】
事務所名に「太陽」の名を付けたのは、①不安を抱える依頼者の方に安心の笑顔をお届けしたい、②社会や経済が明るくなるよう京都の人や企業に報恩したいと思ったからです。
©️ 2023 京都太陽行政書士事務所